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高血圧・動脈硬化について

当院の院長は、日本高齢者高血圧コホート研究の研究員としては、最多の症例(260例)をPWV(四肢の血流速度の分析から血管年齢を算出)の結果分析として報告しています。PWVによる動脈硬化の程度と高血圧の程度とは明らかに平行的な相関関係を示すということがわかっています。

ただ、PWVは四肢の血管動脈硬化症を測定する装置で、脳血管の硬化度を判定することはできません。PWVで、血管年齢で90歳以上を判定された方も、脳のMRIMRA(脳血管検査)では軽度の異常しか認められない方は多くいらっしゃいます。逆にPWVでは、年齢相応とされた方がMRIMRAをおこなってみると、脳や脳血管年齢が10歳も20歳も老化していることは珍しくありません。30歳を過ぎた方は、高血圧の有無に関わらず、PWVの検査やMRAの検査を少なくとも数年に1度はチェックされることをお勧めします。

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