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当院のロゴマークについて

ロゴいしもと脳神経外科・内科へようこそ。

当院のロゴマークご覧になって、脳神経外科なのに「何故タツノオトシゴ?」と感じられたのではないでしょうか。

「タツノオトシゴ」は別名「海馬」と言われています。

「海馬」は英語でhippocampus書きます。この名称を用いたのはヴェサリウス(ベルギー生まれの医師)の弟子であった解剖学者・医師のアランティウスです。命名の由来が不詳のために語源の説明が文献によって異なっています。

最も多く聞かれるのは、ギリシア神話に出てくる海神ポセイドンが乗り物として使っている海のモンスターのhippocampusに由来するというものです。かの海獣は上半身が馬で下半身が魚、前足やたてがみもヒレがついているという生き物です。尾が蛇のようにとぐろを巻いていてまさに「曲がっている馬」です。

海馬とは側頭葉内側で大脳辺縁系の一部を構成している箇所を指しますが、この海獣、ないしはタツノオトシゴに海馬(脳の中の器官)のどこが似ているのか、海馬の前頭断(輪切り)か、それとも側脳室内の隆起した形が似ているのかさえ断定できません。

ところでギリシア語 hippo-「馬の」からいろいろな言葉が生じています。 古代ギリシアの「医学の父」と称される「ヒポクラテス(hippocampus)」はhippo-にクラトス「支配、力」を足したものです。「馬を支配し御する者」なのか「馬力」を指すのかは不明です。 人命のフィリップ、フェリペはヒッポスにギリシア語フィレオー「求む、愛する」が付いたもので、いわば「馬好き」と言われています。

脳の器官である「海馬」のはたらきは、記憶や原始的な感情に関係が深いと言われています。

ちなみに、アルツハイマー病では、海馬の委縮が認められることがよく知られています。

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いしもと脳神経外科・内科にお気軽にご相談ください。

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